冬休み明けに会ったら髪がボサボサになっているような男に恋したい

 

 こんばんは。随分久しぶりになってしまったのですが、さすがにこのまま今年を終えるのはどうかと思い、重い腰を上げて寒い部屋にこもりマックを叩いているわけです。

少し遡って自分の書いたものを見ていたのですが、半年前に鬱になっていた時が最後の投稿で、アイコンは真っ黒だし無に就職しているということで、皆さんきっとアイツ死んだなと思ってらっしゃったかと思うのですが、こうして生きております。日本語が壊滅しています。

 

とにかく、皆様、本年はたいへんお世話になりました。来年もまたどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

細かく今年一年を振り返ることは結構時間的に厳しいし、私の記憶力や元気が足りないと思われるので、まあ適宜やっていきます。

 

 

 

今年あったこと(順不同)

 

・大学を卒業した

これについては以前の投稿を参照せよ。

 

・東京(の方)に引っ越して、そこで新しい生活を始めた

東京の生活では、お金と時間が必要不可欠であるということを知った。都心に住むことは長者でない限り不可能であり、そうなると比較的近くはあるがそれなりに離れた場所に住むことになる。これがめちゃくちゃ痛手だった。今後どのような進路に決めるとしてもできれば自転車で10分以内の場所に住みたいと思った。多分無理です、京都だけがよい。

 

アズールレーンをインストールした

ひと月半くらい前にアズレンインストールしたんですが、毎日めっちゃやっちゃうので駄目です。建造運がないので余計に駄目。高雄ほしいんですけど一生出ん気がする、クソー。比較的どうでもいい話ですね。

 

・人にサイコパスだろと言われた

人々が生きているところを描いた映画を観たんですが思春期の少年の気持ちが全然分からなかった。バイトで人間関係をやるときに必要な常識的なルール(常識的なルールってちょっと変な気もする、常識はルールみたいなものなので)を守れなかったりあるいは知らなかったりした。自分では伝わると思ってそのまま言ったら伝わらないどころかすごく悪い感じになってしまったことが何度もあった。

他にもエピソードはあるけど、私は結構人の気持ちを考えることができないし、自分が誠実だと思ってやっていることによってしばしば人が傷ついているのだということを、ちょっとずつ自覚して考え始めた。でも単に、性格が悪いだけな気もする。

今まで私によって傷つけられてきた人、ごめんなさい。神のご加護があらんことを。

 

ハイデッガーの良心論の話を聞いたり哲学史の話を聞いたりした

哲学史に関しては、私は4年間ですでに知っている知識のはずだったし、卒論で暑かった人に焦点が当てられているものもあったのだけど、少しずつ知識は正確になり、そして深化しているのだけど、なんかすごく流れちゃった気がする。人に説明できるようにならないと駄目だと思った。ハイデッガーの良心論には私はあまり関心がないことが分かった。

 

・ドイツ語検定を受けた

独検2級取ります!とか言っていたくせに、4級を受け、しかも結構カツカツでした(結果はまだです)。

 

・妹と二人暮らしになった

コミックLOじゃん、とよく言われますが、私は読んだことないです。いやらしい感じ想像しないで下さい違います。妹と二人で暮らすのは結構きつくて、疲れていても帰ると人がいるというのは本当にきつい。これが彼氏とかになったら気が狂うだろうと思いました。ただ、仲が悪い人とならもしかしたら暮らせるかもしれない。でも妹が少しの間いないと途端に家が静かでやることがないような気持ちになり、そういうとこやぞ自分、と思う。まあ1kに一人暮らしが一番いいと思う、というのが今のところの結論です。

 

・バイトをした

東京に来てかなり影響力があったのは多分バイトでした。多くの新しい発見や学びがあり、いざこざや憂鬱や嫉妬や羨望や承認や金や人間や感情や思い入れがあった。これはなんか、いい経験になった、という感じ。世の中には色々な人がいるなあ、と思うのはかなり難しいことだと思った。自分の気持ちというものは自分が思っているより自分を支配している。

 

・書く、ということから離れた

今年は随分日記を書くことをサボったし、スケジュール帳もあまり書かなかった。食べたものの記録も怠っていたし、レポートは書かなかったし、フェイスブックも書かなかった。ラインをすることも減ったし、ツイッターはほとんど「痩せたい」「つらい」「食べすぎた」「ねむい」「にゃーん」しか言ってない。

書かないと書けなくなるんだと思った。魔女宅に出てくるキキの友達が、描けない時は描いて描いて描きまくる、それでも描けない時は、描くのをやめる、って言ってるシーン、あれを信じて、ほとんどは惰性で書いていなかったのだけど、絵を描くのが好きじゃないとそのあとそのうち急に描きたくなるのよ、ってならないんだよ。私はそんなに書くことが好きではないし得意でもなくて、それどころか言葉にするのもそんなに好きではなく得意でもない。でも、言葉を使わずに記憶したり思考したりすることが私はもっと苦手なので、書くしかないんだと思ってそれを選んだはずなのだけど、書けないなと思ったからといって書くのをやめると、大変なことになる。なった。言葉にする時間もなかった、というのも一つの原因ではあると思う。

時間が一番大事だなって哲学的に考えようとすると私はいつも懐疑的になってしまうけど、素朴にはつねにそう思うので、われわれはもっと日常的なことがらからスタートし、直感に沿ってむつかしいことを考えねばならないのだろう。これは倫理やさんとかが大事にしていることだと思っていたんだけどそうではなくて哲学が大事にするべきことで、倫理はその逆なのだ、ということを、英語の先生と一緒に読んだ文章が言っていて、勉強になった。

あ、今年は少し英語の文法が分かって嬉しかった。でも先生にはかなりやる気のない人だと思われていると思う。なんで雇われてるんだろう、と言われたのはつらかった。はは。

 

・何回か京都に行った

京都、あまりにも最高だと思うのだけど、これはすがりつきだったり逃げだったりするのだろうか。それでも構わないけれど、少し残念だ。

 

・鬱じゃなくなった

なんか鬱病治った。どうでもよくなったことが多すぎて、毎日がするする流れていってしまう。でもそんな人生でいいかもしれない。最近、きっと何年かしたらあれもこれも思い出になって、ちゃんとしまいこむ準備がととのうんだろうな、ということをどんなことに対しても思うようになった。こういう素直な歳の取り方なんてしたくなくて、いつまでも何かを悔しがったり、人生で最高の瞬間と思えることがいくつもいくつもあったり、そういう風に生きたいのに、疲れてくると静かで平らかな孤独を求めてしまうし、いくら頑張ろうと思っても私は何かに執着することができず、無理になってくると投げやりに平凡な大衆になってしまいたくなる。こんなにこわがりにならなくてもいいのにね。

 

・痩せなかった

毎日痩せたいと思ってるのに本当に痩せないんですけど、なんでなんですか。あと何年痩せるのを目標にすればいいねん…

 

 

 

さて、来年の目標や心意気ややりたいことや報告や気をつけたいことや最近の気持ちを書きます。

 

・具体的な何人かに感謝し、謝罪する。その手間を惜しまず、そして丁寧に遂行する。誠実さを武器にするのではなく、相手に伝わっているかを重要視すること。

・東京の地理を把握したい。地理を把握しているとその土地をすきになりやすい、というのはあると思う。

・痩せたい。筋肉がほしい。食事への執着をなくしたい。

・フラフープやりたい。

・大学院に受かりたい。来年度合格できなければ私は教員になることにしました。

独検3級を受ける。ドイツ語の中級文法の問題集に取り組む。

・散歩をしたい。東京ではあまり季節を感じることができなくて、私は全部失くしてしまったんだと思う。

・インターネットの人に会ってみたい。具体的な人は想定しておらず、単にオフ会といいうものに参加してみたいです。

・家族に、私の食生活には一切口を出さないことを約束させる。絶対に。

宝石の国の漫画を買う。これは2日にやります。宝石の国みなさんもみたほうがいいですよ。

・少し農家みたいなことをしたい。私は本当に農家になりたいのだけど、お金がない。あと、本当は日焼けもしたくないし、肌荒れもしたくなく、高い服に身を包んで銀座を歩く顔のいい女になりたい。結構実現不可能なことばかり私はのぞんでしまうな。

・早く寝る。早く起きるのは諦める。やることを一つにするというのはとても大事なことだけど簡単なことではない。

・すぐにググる。これで私もオタクに近づけるぞ。あとパソコンをめっちゃ使う。

・テレビを見る。

・姿勢をよくする。美しい人になりたい。

・ピアノの練習をする。子犬のワルツが弾きたい。

・たまにはお墓参りをする。帰ってきたら線香をあげる。

・本をたくさん買う(買ってもらう)。読まなくても買うのは大事。

・気になったらやるべきことがあっても中断して本を読んだり調べ物をしたりしたい。そういうのが大事。分かってはいる。だから早く寝るという目標も後回しにされてよい。

・訓練をしている、という意識を持って、ちょっとやってみること。多分私にはそういうのが有効な気がする。

・大事そうなツイートを流さない。だんだん分かってきましたが、多分私には今、立ち止まるということが欠けているっぽい。3月に、今年は休憩していいんやと思っていたけどおそらく全然できなかった。なるほどにゃんになりました。

・ヘラヘラしない。自分でも嫌だと思ってるんだから、いい加減やめたい。妹たちとそれぞれ得意なことがあっていいよねという話をしていて、妹①は絵が描けるし習字もできるしまじめだしいいよね、妹②はピアノが弾けるし愛されてるし女子だしいいよね、となったんだけど、私の得意なことってないなと思ったら、細い・愛想がいい・頭がいい等と言われ、私は本当に無い物ねだりだし、というより見るもの乞食なんだなと思った。満足してもいいのかもしれないけど、満足するには足りない。これいい感じに解釈していい感じに納得すれば、めっちゃ貪欲な人間てことだし、自分もしかして学問に向いているのでは????

 

 

 

まだまだ出てくるかもしれないけれど、その都度更新していけばいいだけのこと。人生を達観するのは早すぎるかもしれず、仕方なく人生をやっている。みんなそうだ。

もう年も暮れ、人生は何色?